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サングラス越しの世界

色付きの世界を綴る日々の雑文集

【夜のノビ・ノビタ(3)】

眠れない夜である。眠れない夜には言葉が溢れてくる。言葉は常に私の中を流れていく、それはまるで未踏の山奥の小川のようであり、もしくは嵐の後の運河のようでもある。日々言葉は私の体を貫き、そしてまた誰かの体を貫いてゆく。 それでも、山奥の小川に留…

【人類総ハゲ時代の予兆】

冬と春の間にはもう1つ季節があるらしく、冬が終わってもまだまだ春は来ない。それはまるで桜のモラトリアムのようである。 さて、数回に渡りうどんについて述べてきた。相変わらず私の生活にはうどんが溢れている。(自宅での食事の8割はうどんだ) しかし、…

【うどんを数学する(3)マシュマロとゴムの間】

三寒四温、芯まで冷える日があると思えば、まるで地球全体がぬるま湯に浸かったかのような暖かな日もある。脇を吹き抜ける風はどこか知らない街へ春を運んでいるのだろうか。 私が更新を怠っている間、私やその周りの世界にはいろいろなことがあった。それは…

【うどんを数学する(2)太ること】

さて、飽きられる前に(というよりは私が飽きる前に)一連の思考を書ききってしまおう。今回はうどん数理解析の第2部である。 この回の目標は、 ・うどんがのびることを数学的に扱う。 ・きしめん率を導入する。 ことである。今回は非常に平易な回なのでゆるゆ…

【うどんを数学する(1)うどん関数】

冬至を越え、年を越え、そこから更に1ヶ月を経た。時の流れは早いもので今日などは春を期待させるような暖かさである。無論、肌寒い冬がもう少し続くことはほとんど自明の理であるが。 さて、死ぬまで食べても飽くことのない料理はあるだろうか?(私は斯様な…

【夜のノビ・ノビタ(2)】

眠れない夜である。否、眠らない夜かもしれない。テスト前になると私もそれなりに準備するので、生活が変則的になり、今日のように遅くまで勉学に励むこともあるのだ。(その期間が一般的に長いのか短いのかは成績を見れば火を見るよりも明らかなのだが) 研究…

【右手には指が4本しかない】

年が明けた。このところ冬将軍は少し影を潜め、例年に比べれば暖かな日が続いているように思われる。私の生活圏にも積雪はなく、安堵する大人な私と残念がる子供な私を感じたりするこの頃だ。 明けましておめでとう。このセリフも人生もう何度目だろうか。し…

【生まれたての僕ら〜年の瀬に寄せて〜】

世界がまた1つ歳をとろうとしている。誰が決めたかわからぬ誕生日に、私の部屋だけがその準備をできていないまま、一年が去り、またやってこようとしている。 さて、また数週間更新できていなかったが、これは明らかに私の怠惰的生活にその要因がある。 し…

【禁酒とミンクオイル】

村上春樹は死について、『死は我々を追いかけ捉えるものだ』と書いている。冬の寒さも、我々を追いかけ、捉え、そしてまた追い抜いて行くのだろうか。師走の数十日は、なにか気温とはまた違う"寒さ"を感じるような気がする。 さて、今回はそんな他愛のない冬…

【来る年と冬の花火】

夜が相当冷え込むようになった。冬は他のどの季節よりも空気が透明になる。帰路の街灯は何時にも増して輝くように見える。 さて、忘年会の季節である。身も財布も寒くなる季節かもしれない。私も3、4件の宴の席を用意しなければならず、予約できていないこと…

【タイホされる桃太郎】

師走に入り、時の流れは加速度的に速くなっている。立つ力を失った落葉は、またいつか咲く花のための肥やしになるのだろうと、そんなことを考えながらわざと音のなる葉の上を歩いたりなどする季節である。 さて、私は(誰もそんなことは気にも留めないし、そ…

【紅葉と感動するミドリムシ】

ねっとりとした残暑はもう、遠い昔のようである。秋風は空天井をぐいっと押し上げて、青空はとても高く、その向こうの宇宙を思わせる透明感で持って秋を盛り立てる。 さて、またまた日にちが開いてしまった。無意味な弁明をしておくと、これは私の生活特有の…

【地球くらい丸いこと(大切な1年間の備忘録にかえて)】

以下の記事は11月初旬に一度投稿し、諸般あって再度投稿するものである。無論、時候の挨拶やいくつか時系列に関しての矛盾があるが、その時感じた言葉を変えるのは惜しい気もするので、そのままにしておく。 (以下、本文) 秋雨が蕭々と降る。私は(久々に座る…

【夜のノビ・ノビタ】

眠れない夜である。夏が終わり、秋になると私は毎年かような夜を何度か繰り返す。秋の夜は長く、取り留めのない思索に耽ったり、意味を持たぬものを書いてみたりなどしても、まだまだ日はのぼってこない。 ブログを更新していないこともあるし、お酒も少し飲…

【ハゲオヤジ、または国家について】

爽やかな季節である。高い空に浮かぶ雲に朝日が反射して、世界がきらきらと輝くような。 さて、朝の通学でふと思い出した数学の命題がある。今回はそのパラドキシカルな論法とサイエンス、哲学、そして国家戦略の妄想をツラツラと綴ることにする。 "ハゲオヤ…

【数学的歩き方のススメ(梅田編)】

永遠と曇天が続く、秋晴れが待ち遠しい時分である。来たる台風が晩夏から尾をひく低い雲を運び去ってくれることを切に願っている。 さて、更新がかなり遅くなってしまった。夏期休暇中の私は、ものを書くにはあまりにも余裕がなく、考えるにはあまりにも時間…

【アンパンマンの本体はどこか?】

ここ数日、ブログの更新ができておらず、カリスマブロガーを目指す者としては余りにも怠惰的であると反省している。否、本当はずっと下書きに置いてある文章があるのだが、(これまた荒唐無稽意味不明な疑問についてである)どうやら今の私の手に負える問題で…

【ネコの陰謀論】

世界には2種類のおじさんしかいない。シラフでブログを書くおじさんと、お酒を飲んでブログを書くおじさんだ。私が今日後者であることは言うまでもない。さて、森見登美彦は自身の著書の中で以下のようなことを述べている。(うろ覚え)"魚を食べるやつはアタ…

【夏の車内の言語学】

茹だるように暑い夏がやってきた。セミが日の出から日暮れまで盛んに自己主張する季節である。さて、今回は電車に乗っていて感じた違和感とその奥にあるロジックについてまたまた妄想していきたいと思う。"ドアが閉まりまーす"というフレーズ、電車通学電車…

【点字ブロックはなぜ黄色いか?】

今回は、"点字ブロックはなぜ黄色いか?"という素朴な疑問から、生物進化の神秘に迫るところまで私の妄想力を最大限に生かしていきたいと思う。(といっても、前回のアインシュタインとカレーうどんよりはいくらかマトモである。)さて、まずは上述の疑問に答…

【アインシュタインとカレーうどん】

ある文献によると、"かのアインシュタインが写真の中で舌を出しているのは、初めてカレーうどんを食べて辛さに驚いたからである"…らしい。というのはモチロン真っ赤なウソであるが、私はカレーうどんを食べるたびにアインシュタインを彷彿としてならない。カ…

【文字を綴ること】

どうしてこのご時世にブログなのか、というご指摘は至極ごもっともである。特段、伝えたいことがあるわけでなし、また伝えようと思うことがあったとしてもブログなんて書く人以外の誰が読むのか。だが考えてみると、人類が誕生してから今日まで、"どうして綴…